「本場奄美大島紬販売協同組合」紬販売業、同業種同志型組合、大型催事、共同販売事業、展示即売会、紬大産地まつり、成人用紬展示会、紬工程研修
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大島紬のお手入れ法


 

●本場大島紬といえば本来「先染め・手織り」です。天然染ですので、多少泥落ちします。お仕立て前には、必ず専門業者で“湯通し”をされ、のりや泥汚れを落として下さい。


洗い張りを重ねるたびに、色つやが増し、いっそう美しくシックに着こなしていただけます。

天然染めならではの味わいをお楽しみ下さい。
(※ヨゴレ防止加工すればさらに安心です。)


●襟アカや汗はぬれたタオルをきつく絞って叩くようにしてふきとって下さい。(ひどい汚れは専門家へ)

●泥は完全に乾燥させてから乾いたスポンジ等でふきますとよくとれます。醤油、ソース、紅茶、コーヒー等をつけた時は応急処置として、すぐに軽くつまみ洗いをするか、綿布を汚れの下に当てがい、水でしめしたタオル等で叩くようにして綿布に吸いとって下さい。そして念のため専門家にご相談くだされば安心です。

●カビが出たばあいは日光にあて乾燥させてから専門家にご相談下さい。

●酸類とくに酢や果汁がついた場合はすばやくぬるま湯で洗って専門家にご相談下さい。

●口紅、ボールペン、墨、インク、油等がついた時は、またはひどい汚れは素人処置(ベンジン等でふきとる)せずにすぐに専門家にご相談下さい。

●お手入れは乾燥が大切です。ご着用後は陰干しをして充分風を通して下さい。

●虫干しは秋晴れの日に。
年に一度は爽やかな空気にあててあげましょう。秋の乾燥した晴れた日が一番です。虫干しができない時はタンスを開けて空気の入れ替えをして下さい。

●必ずたとう紙に包む。
紬は生きています。密閉されると呼吸ができません。必ず、和紙でできたたとう紙に一枚ずつ入れて下さい。

●タンスに保管するときは綿布の下に新聞紙を敷くと便利です。
新聞紙が湿気を吸収します。

 

★以上は応急処置ですので、必ず専門家にご相談下さい。


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